誰もが起業する時代だからこそ…

私の父は経営者でした。

幼いころから、そんな父の背中を見て育ち、
私は経営の厳しさを学んできました。

「お父さんな、お前のやっていることがよくわからんのや…」

私のコンサルタントという仕事やお客さまの状況を話すたびに
父の口から出る言葉です。

バブルの時代も、
バブル崩壊後の厳しい不況の時代も体験した父だからこそ、
今の「誰もが起業する時代」を不思議に思うようです。


・働きたい姿とのバランス

起業といっても、様々なパターンがあります。

会社で実績を積み独立開業する方もいれば、
子育てが一段落して、
自分の好きなことを仕事にしたいとスクールに通い技術を得て、
先生として自宅をお教室にして開業する方もいらっしゃいます。

どちらも仕事として胸を張りたいのなら、
「売上」にはシビアになる必要があります。

この「売上」の額は、
それぞれの生活の中での「働きたい姿」で変わってきます。

    •    ご主人の不要の範囲内で働きたい。
    •    これからの人生、一人で生きていくために働きたい。
    •    離婚を機に子供を抱え、子供のためにもしっかりと働きたい。
    •    今まで積んできたキャリアを使って働きたい。

このすべての働き方や働く時間が、同じであるはずがありません。

その違いを受け止めている人と、
漠然と知っている人では
「行動の質」や「行動の量」が違います。

その結果、「売上」にも差が出てきます。


あなたにとって仕事とは?

「あなたにとっての仕事とは?なぜ、あなたは働くの?」

この部分を忘れると、人と比べて自分を見失い、
周りに振り回されてしまいます。

人それぞれ、家庭環境も加わり、
「なぜ、働くのか…」という部分は違います。

この部分は、あなただけで決めることができない部分でもあり、
家族の意向、家族の環境とバランスを測り、
「あなたにとって、なにが幸せか…」を考えていきましょう。

私の母は、現在、洋画家として仕事をもっております。

私が子供で学生だったころから、絵が描きたかったそうです。
ただ、子育てや父の会社の手伝いがありましたので、
自分自身に使えるお金と時間なんてなかったんだと思います。

私と弟が大学を卒業するころから絵を習い始め、
あっという間に、世間から認められる実力をつけ、
初老と呼ばれる歳になり、やっと「先生」と呼ばれる職を手にしました。

そんな母の姿を見ていると、
「早い」とか「遅い」とか関係ないな…と思うのです。

女性が働くということは、こういった家族のライフイベントと共に
「できること」と「できないこと」があり、
「封印する時期」「飛び立つ時期」があるのだともいます。

そこに寄り添うのが「ビジネス」というキーワード。

あなたとあなたの家族が幸せでいるために
「あなたにとって、どんな働き方がいいのか…」を考えてみてください。

そして、
「あなたにとっての仕事とは?なぜ、あなたは働くの?」ということを忘れずに、
人と比べることなく、
自分のビジネスペースをみつけてほしいと思っています。


起業・経営という働くスタイル

起業・経営は「自由」です。

自由だからこそ、
ある程度のルールや規制が必要になります。

やるのもやらないのも、
あなたが自由に選べてしまうのです。

それにより、目標もゴールも自由に選べます。

そういった意味で、
起業・経営という働くスタイルは甘くはなく、
会社に所属し、パートで働く方が
ルールや規制があって楽だったりします。

それでもあなたが、
起業・経営という働くスタイルを選ぶ理由を意識しましょう。

誰でも起業する時代だからこそ、
誰もが成功するのではないことを頭の片隅に入れて、
あなたらしい起業の道を歩んでいきましょう。